失恋保険〜あなたが私に教えてくれたこと〜
あたしは急いでリビングへ行った
「叩いてごめんなさいね
でもあなたが悪いんだから仕方がないわよね?
門限だって決めてるんだし
それより遅くなった理由をいいなさい」
あたしは恐怖で手や足が震えてしまう
さっき叩かれたところもじんじんする
なんというか熱を持ってるというのか
「早くいいなさいっていうのが分からないの!
早くいいなさい
本当に物分かりの悪い子ねぇ」
「はい、すみませんお母さん
………今日は体育祭で二位だったので打ち上げにいっていました」
あたしは素直に言った
じゃなきゃまた叩かれるから
お母さんは何を思ったかまた微笑んだ
「そう
でも門限を破らずに帰ってくるべきよね?
もしかしてあたしがいないときも帰ってきてなかったのかしら?
なんて子かしら」