裸足のシンデレラ
あとがき
最後まで読んで下さりありがとうございました!!

この『裸足のシンデレラ』ですが、書きたかったものは青春っぽさ、そしてシンデレラという童話の要素を取り込んでみるということでした。
童話をモチーフに作品を作ってらっしゃる作家さんを見ていつかやってみたいなーと思っていたのでチャレンジ出来て良かったです。

今作はなんといってもヒーロー、瞬を書くのが最高に楽しかったです。
瞬のセリフは自分でもすごく好きだし、シンデレラ批判?みたいなのも私が常々思っていることです。絶対シンデレラって靴のサイズ合ってないだろ…とか。笑
瞬のセリフはお気に入りが多いのですが「もし魔法使いが男だったらシンデレラを舞踏会には行かせない」的なところが書いててすごく楽しかったです。
もちろんヒロインである真姫ちゃんも書きやすくて可愛い子だなーと思っています。
とにかく彼女は夢見がちに、そして鈍感にと思って書いたので。
彼女の心の中の瞬のウエイトが大きくなっていく様を書くのもすごく楽しかったです。

まぁなんといっても最大のお気に入りはタイトルなんですけどね。

と長々語ってしまいました。
がしかし、この作品は実はここで終わりではないんです。
というのも『裸足のシンデレラ』本編自体はまぁ終わりなんですが、影の主人公(ていうか私の心の主人公)里穂のお話と、この何だか本編では微妙な感じで終わった二人のその後まで書いて本当の終わりだと思っているので、本編としてはここで一区切りですが、真姫ちゃん、瞬、里穂の3人のストーリーを書き足します。

というわけで、まずはここでワンクッションおいて、また書こうかと思っています。
里穂のお話は書きたかったので完全に自己満ですが、真姫ちゃんと瞬のその後もしっかり書こうと思います。

気になる方はぜひ最後までお付き合いください。
そしてここまで読んで下さり、本当にありがとうございました!!


2011.6.8

春風 夢海

< 69 / 107 >

この作品をシェア

pagetop