「…思い出してはいないけど
なーんか・・・懐かしい感じのする人だった」



「へぇー」


俺の横にピタっとくっついてきた

「ただ、それだけだよ?」


俺は黙ってそのままルナと唇を重ねた

ルナも黙って俺に抱きつき受け止めてくれる





ルナは俺が好きなんだ




ハチなんか・・・気にするな







そう自分に言い聞かせる



唇を離すとルナは
ニコっと笑いまた俺に抱きつく





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