「…ルナ?」

「んー?」

「・・・腹減った。」



―バシ!



ルナは俺の頭を叩きやがった



「痛い・・・」


子供のようにそう言うと、
ルナは怒りながらキッチンへ歩いてく



そんな姿をみて俺は笑って、キッチンへ向かう



「なーに、怒ってんの?」


「怒ってなんか…
ただ、鈍感すぎるカズが悪いの!」



絶対怒ってる!
ほっぺたちょっと膨らんでるし、
嘘つくと俺の目全く見ないからな


「ははは!」

俺は声に出して笑い、料理を作るルナを後ろから抱きしめた。

< 173 / 260 >

この作品をシェア

pagetop