「・・・ごめん」




そう言って、また唇を重ねる

そしてルナを抱き上げ、ベッドへ運ぶ




真っ暗な部屋で、ルナと体を重ねる。


「・・・ん、カズ」

ルナから出る声も、吐息も…

全部・・・全部、俺だけしか知らない




俺だけわかってくれていればいい・・・




あんなつらい思いまでした恋愛なんか

忘れていいんだ





俺の事だけわかっていればいい






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