恋
引越センターも帰り、
部屋にカギを閉め俺たちはホテルへ向かった
ルナの顔色も、次第に良くなり、
やっぱりただの疲れかと、
タクシーの中で思っていた
ホテルに着き、部屋に入るとルナはベッドへダイブする。
「フカフカ!」
「…子供かよ…」
無邪気に笑うルナに、俺もつられて笑ってしまう
「ホテルのベッドってすごいね~。どのベッドもフカフカ~」
「はいはい。もー、ご飯食べに行くぞ?」
ベッドで遊ぶルナにそう言って、俺たちはすぐに部屋を出た。