引越センターも帰り、
部屋にカギを閉め俺たちはホテルへ向かった



ルナの顔色も、次第に良くなり、
やっぱりただの疲れかと、
タクシーの中で思っていた



ホテルに着き、部屋に入るとルナはベッドへダイブする。



「フカフカ!」



「…子供かよ…」


無邪気に笑うルナに、俺もつられて笑ってしまう


「ホテルのベッドってすごいね~。どのベッドもフカフカ~」


「はいはい。もー、ご飯食べに行くぞ?」



ベッドで遊ぶルナにそう言って、俺たちはすぐに部屋を出た。

< 200 / 260 >

この作品をシェア

pagetop