恋
外はもう少し暗くなっている
時計を見れば6時20分
あと24時間もしないうちに、大阪とバイバイか…
この街には、感謝してる
ルナに出会えたし、こうやって笑ってられるし
レストランへのエレベーターの中、
無言でルナを抱きしめた。
「…カズ?」
少し驚いてるルナ…
俺はさらに力を強めてルナを抱きしめた。
「…愛してる。」
ルナは何も返してこなかったけど
俺の手をギュっと握りしめてくれた
ただそれだけでも、俺にはじゅうぶんだった