ピンポーン…


ピーンピーンピーンポンピンポン!!!!



「ン…うるさい…。」

ゆっくりと目を開けると外は暗くなってた。

「…寝ちゃったのか・・・。」


ピーンポーン!!



「誰…もー、今日は一人にしてよ…」

なぜか目には涙がいっぱいたまってる。

「何泣いてんの…。自分・・・。」

その独り言が一人だけの家に響き渡る。



「…もうやだ…。」


布団に顔をうずめチャムが聞こえないように耳をふさぐ


誰もいらない…
祝ってほしくなんかない

ただ…ハチに祝ってほしいんだ





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