あんな笑顔…
そりゃー惚れるよね…。


私とまるで正反対の性格っぽいし…


「諦め悪いな…私・・。」


やっと商店街についてケーキ屋さんへ入ろうとすると扉に張り紙が貼ってあった。


【誠に勝手ながら、本日は臨時休業とさせていただきます。】



「…勝手すぎるよ~・・せめて、私の誕生日くらい開けててよ~毎年買ってんのに…。」


文句を言い続ける私。


「…はー…どうしよこれから…。とりあえず家に帰ろう。」


ここにいても仕方ない…私は家に帰ることにして店を去った



家に到着し…「はーっ」とため息をついて部屋に戻りベッドの上に寝転んだ。


一人になると考えてしまう…


アナタが選んだのは私じゃなくてアノコなんだ。

どれだけ長く一緒にいても、そんなの関係ない。

私とアナタは、友達なんだ・・・。

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