恋
「は~い!チーズ」
カシャッ。
二人並んだその笑顔…
これから別々の道を歩いて…
この恋もまた別の人を求めて歩いてくれること
願っていた
「ほんじゃー、小学校いこかー!」
タケ君がそうみんなに声をかけ、みんなも「おー!」とか言って歩き出した。
「小学校?」
私が不思議に思っているとハチが教えてくれた
タイムカプセルを埋めたことを。
私はすっかり忘れていて、ハチが教えてくれてもなかなかピンとこなかった。
一体私は何を埋めたんだっけ・・・。