恋
「ルナ!」
サオリが私を呼んでハチの横からルナと横へと移り
卒業式の話とかをしながら小学校へと向かって歩いて行った。
小学校の校門を前にみんなが「懐かしい」とそれぞれが言って改めてこのメンバーを見渡した
たった三年間…でも、私たちはそれぞれ少し大人になれた気がする
「3年前・・・私達はここから卒業して…んで、中学校も卒業したんだ…。」
「時間って早いね~。」
サオリとしみじみとそう言っているとハチが後ろから私の頭をコツいた。
「ん?!何すんの??」
振り向いてそう言うとハチがニヤニヤと笑いながら言った。
「タイムカプセルに何て書いたん?」
「え?埋めたことすら覚えてないのに…書いた内容なんか覚えてないよ!」
みんなで埋めた場所へと移動しながらハチに言った。
「ふーん…そっか…。な!さっき立川から何もらったん?」
「え?・・・あ!そうやった!」
私は思い出して急いでさっき貰った手紙をポケットから出した。
開けて読んでみることにした