恋
「…立川の気のせいだよ。」
そう言ってハチは掘っている男達のところへと行ってしまった。
期待していた言葉は自分には向けられなくて・・・
でもそれが一番いい答えだったんだって自分に思わせていた。
みんなの集まると事へ行くと、
男子達はどっからともなくスコップを用意してきて穴を掘り始めていた
どっさり山になった掘り起こされた土
「本当にここ?」
サオリが呆れながらそう言った。
「ココだよ!な、ハチ!」
「え?」
タケ君がハチに聞くとハチは驚いた顔をした。
「ハチがこの木の下って言ったやんけ!」
「…あ~…そうやっけ…。」
「おい!言いだしっぺのハチが忘れてたらここちゃうかもしれへんやんけ!」
「あ!思い出した!ココ!ココであってる!」
ハチはあわててそう言って、また掘り続けた。