「は~い!手紙回収~。」
タカ君がみんなに声をかけ手紙を封筒に入れて、また新しい缶の中へと眠っていった。


「今度は高校卒業後に開けような~」


その後すぐに解散になった


「ルナ!一緒に帰ろう~。」
「うん。」

そういいあって小学校を出て、帰っていった。


「もうルナとこの道で帰るの最後か~って思うと悲しいね…。」

「そうやなぁ~。」

「高校はどんな出会いが待ってるんやろ・・。ルナみたいな子みつけれるかな?」

「サオリ・・・。」

サオリは泣いていた。

普段泣かないのに…涙をこぼしている。

「サオリやもん!大丈夫やって!それに、私はいつまでもサオリの友達やし、何かあったらいつでも相談してや?」

サオリの頭を撫でてあげた。

「ありがとう…ルナ。」

「うん。」


その後ずっと懐かしい話をして、あっという間に分かれ道に来てしまった。

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