終止符の打ち方


それから数日…

私はキスの事を、ハチの事に怯えながらカズと過ごしていた


ハチに学校で何か言われてるんじゃないかって…
もし言われていたら、なんて言えばいいんだろう?って



きっとそれをカズは見抜いていた。

私が何か可笑しいって…


「ルナ?」

「ん?」


今日はカズの家に来ている
一緒にベッドの上に座り、少しイチャつきながら学校の話やらいろいろしていた

私がコップに入ったジュースを飲もうとして、手を伸ばしたときカズが完全に私を見抜いた


「ハチとなんかあった?」

「・・・え?」

私は伸ばした手をそのまま動かすことができず、カズから少し目線をそらした

「最近…変やで。」

「…そう?」
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