狼かける吸血鬼<短>
「よっよるな!」
『んでだよ。俺様が吸血学について教えてやるってのに』
笹木遥は学校でも相変わらずで。
ことあるごとに私に吸血関係の事を染み付けようとしてくる。
『因みに血によっちゃアレルギーもあるから気を付けろよ』
気を付けろよも何も最初から飲まないし。
人の事飲み物とか言っておいて何だ。頭が弱いのか?
『はーるか君っ』
『んあ?』
突然後ろから現れた女生徒は、ニコニコしながら巨乳を強調でもしたいのか、腕で寄せる。
うげー…
何コイツ。
恥じらいってもんはないのか。
『誰?』
『私の血、飲まない?』
精一杯胸をアピールしつつ、笹木遥を見つめる。
『あー…』
すると笹木遥は私を横目で見ながら、
『誰かさんが頑なに血くれないおかげで腹減ってるし…。いいよ。君旨そうだし』
な、なんかむかつく…!!
すっごいむかつくぞ!!
「嫉妬するとか思ってんのか!そんなのしてやんないかんな!」
『そうかよ。まっいいぜ。俺は今から食事なんでね』
巨乳女の肩を抱いて去っていく笹木遥。
もう目がハートになってる巨乳女。
……なんかむかつくー!!!!!