キミとの出会い


「てん…ちゃん??」
肩を掴まれたから、後ろを振り返った。


あれから約半年経っていた。
大人っぽくなっていてびっくりした。

「やっぱりぃ。
うろちょろしてるから、
すぐわかった。」

「ゆーだいくん…だぁ」

ゆーだいくんの顔が赤くなっていた。

ウチはそのほっぺを
ギュッと引っ張った。
「いったぁい」
やり返されたが、幸せだった。

メールばっかりだったもんね。


ギュッ

ゆーだいくんの手がウチの手を包んだ。




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