君と私とときどき君と
いつの間にか眠りについており、実瑠は静かな朝を迎え
「もーもやーまさぁぁん!朝ですよぅ!起きてください!」
ることができなかった。
沖田が大袈裟に襖を全開にし、実瑠が被っていた布団を取り上げる。
「眩しい……!!太陽光が私を溶かすぅぅぅ!」
実瑠は頭まで布団を被っていたため、突然の眩しい光は受け入れがたかった。
「あぁ、もう!昨日と同じ衣服じゃないですかぁ!ほら見てください、着物ヨレヨレ。替えの着物持ってきましたから着替えてください。ほら、ぐうたらしない!」
沖田は姑並みのマシンガントークをしながら実瑠を起きあがらせ、布団を畳み始める。
実瑠はずっとその光景を見ていた。
それに気づいたのか、沖田は
「あぁ、着替えられますね?着物は此処においておくので。では副長室で待っていますね?隣ですからねー!」
といって部屋から出て行った。
「………カオス。」
頭が混沌として上手く頭を働かせることが出来ない。
朝だから、だろうか。
取りあえず実瑠は沖田の言われたとおりに着替えることにした。