君と私とときどき君と





着替え終わり、ぐしゃぐしゃな髪の毛を手櫛で梳かしながら高い位置で髪を結う。




結い終えると沖田に言われたとおり隣の部屋に立つ。




「桃山でーす。入ってもいいですか?」



「……はい」
「どうぞどうぞー!!」



土方の声を遮って沖田が嬉しそうに返事する。




実瑠は襖を開ける。
土方と沖田は朝食をとっていた。
二人いるのに何故か三つの膳が並べてあった。





「朝餉を食べましょう?まずはそれからです。」



沖田が自分の隣にある膳の近くの畳を叩く。
そこに座れという意味だろう。
実瑠は黙って隣に座る。



「………朝からこんなに食べるんですか?」




驚いた。
実瑠は朝は低血圧なので、あまり食事は入らない。


今日の献立はご飯、焼き魚、お味噌汁、ほうれん草のおひたし……
純和風だ。
しかし実瑠は洋食派。
ご飯など食べる気はしない。




「あれ?お腹がすかないのですか?風邪気味ですか?」




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