ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
ベランダから見えるワイキキビーチは、寄せてはかえす波でオレの胸をかき乱す。


知ってしまった真実。


姉じゃない、果夜。


打ち明けて告白したら。


果夜は。


あの波に泡となって消えてしまいそうで。


でも。


弟じゃないオレを見てほしくて。


だけど。


言えなくて。


歯痒くて溺れそうだよ。


「さて。荷物の整理でもしよーか?」


果夜と合った視線をはずせない。


「蒼斗?どうしたの?」


「いや…。別に…」


「飛行機の中で眠れた?」


「恭平のイビキがうるさくて寝れなかった」


「少し休みなよ?荷物のケースの鍵貸して?あたしが整理しといてあげる」


「うん…」


鍵を渡し、ベッドに転がった。


若干の時差ボケでぼんやりする頭は、すぐに夢についた。


───………。
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