ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「果夜…?」


「ん…。蒼斗…」


「キス、いていい?」


「…うん」


「もう1回、果夜を感じたい」


「うん…」


果夜はシーツをわしづかみ、何度も意識を飛ばす。


朝の光が射し込むまで、オレは果夜を、果夜の体を愛し続けた。


カーテンも引かずにいたベランダから昇った太陽が、果夜の体を照らす。


キレイな身体。


オレだけの。


果夜。


「果夜、先にシャワー、いいよ」


バスタオルを渡すと体に巻き付けシャワーを浴び、濡れた髪を結った果夜が浴室から出てくると、また。


また果夜が欲しくなる。


堪えてオレもシャワーを浴びてベッドに戻った。


「まだ朝メシでま時間がある。少し眠ろう」


「うん…」


さっきまで愛し合っていたベッドでお互いの肌を重ね合い、眠った。
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