ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
───トン、トン
「入っても、いい?」
果夜がオレの返事を待たずに、部屋を開けて入ってくる。
「どした?姉ちゃん?」
帰国した日から。
オレは果夜を“姉ちゃん”と呼んでいる。
果夜の作りたい距離、オレなりのブレーキ。
「勉強の邪魔してゴメンネ?ちょっと、いい?」
「うん。そろそろ休憩って思ってたトコ」
「そっか。ね、アイス半分コしよ?」
1個のアイスにスティックが2本ついたアイス。
パキッと割って2人でベッドによしかかりながら食べる。
「やっぱ夏はアイスだね?」
「うん、ウマッ」
ひんやりと後味のいいソーダ味のアイスが、渇いた喉にちょうどいい。
扇風機の位置をずらし、うまく果夜に風が当たるように調整した。
「入っても、いい?」
果夜がオレの返事を待たずに、部屋を開けて入ってくる。
「どした?姉ちゃん?」
帰国した日から。
オレは果夜を“姉ちゃん”と呼んでいる。
果夜の作りたい距離、オレなりのブレーキ。
「勉強の邪魔してゴメンネ?ちょっと、いい?」
「うん。そろそろ休憩って思ってたトコ」
「そっか。ね、アイス半分コしよ?」
1個のアイスにスティックが2本ついたアイス。
パキッと割って2人でベッドによしかかりながら食べる。
「やっぱ夏はアイスだね?」
「うん、ウマッ」
ひんやりと後味のいいソーダ味のアイスが、渇いた喉にちょうどいい。
扇風機の位置をずらし、うまく果夜に風が当たるように調整した。