ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「あのね、蒼斗」
「ん?」
「今日ね、ハワイのお土産渡したくて、リナと会ってたの」
「ふーん。盛り上がった?」
「うん、楽しかった」
「そっか」
それからまた、しばらく風を送る扇風機を見つめて、何も言わない。
「姉ちゃん?」
「うん…。それで、ね。前から会ってほしい人がいるって言われててね、その人と会ったんだ」
「…男?」
「うん…。前からあたしの事気にしてくれてたんだって。つき合ってほしいって言われて…。いいよ、って言った」
「………」
「だからね、あたしもカレシできたから、蒼斗もカノジョ…」
「…何だよ、それ」
「…ごめんね」
「弟に抱かれてそれが嫌になったから!?誰でもいいから他に抱いてくれる男が欲しかったから!?」
果夜は何も言わず、目線を手元に残したまま。
「ん?」
「今日ね、ハワイのお土産渡したくて、リナと会ってたの」
「ふーん。盛り上がった?」
「うん、楽しかった」
「そっか」
それからまた、しばらく風を送る扇風機を見つめて、何も言わない。
「姉ちゃん?」
「うん…。それで、ね。前から会ってほしい人がいるって言われててね、その人と会ったんだ」
「…男?」
「うん…。前からあたしの事気にしてくれてたんだって。つき合ってほしいって言われて…。いいよ、って言った」
「………」
「だからね、あたしもカレシできたから、蒼斗もカノジョ…」
「…何だよ、それ」
「…ごめんね」
「弟に抱かれてそれが嫌になったから!?誰でもいいから他に抱いてくれる男が欲しかったから!?」
果夜は何も言わず、目線を手元に残したまま。