彼岸と此岸の狭間にて
不知火神社は築300年前後の規模の小さい神社で本殿と社務所があるだけだった。そして、隣接して神主の住居があった。
「どうする、並ぶ?」
「少し様子を見ようか!?」
「葵、今年の運勢を占うという意味でおみくじは?」
「そうだな、やってみるか!?」
社務所で売っているおみくじを300円払って買う。
「葵は何?へへへっ、俺は、『大吉』!日頃の行いが良いから当然だろう!」
「俺は…『吉』だ…」
「俺は『金銭運』、『恋愛運』……全て良し!今年は金が入って彼女も出来るのか!?『こりゃ〜っ、春から縁起が良い!』」
「何言ってる、こんなの気休めだ!」
(勉強運は…『日頃の努力を惜しまなければ花が咲くでしょう』って当然だろう…おっ、『夢が現実のものとなる兆しあり』とかあるぞ……何の夢だろう?大学受験または香澄の事か!?寝て見る『夢』だったりして…はははっ…)
「葵、人が空く様子はないからこれ括り付けて並ぼうぜ」
おみくじを側の小枝に結び付け、賽銭箱の前で待つ人達の最後尾に付く。
「なあ、葵、腹減らねぇか?」
「減った!」
「もうすぐ1時だぜ!でもな、うちは正月は餅か蕎麦、うどんの麺類ばかり。何故だ〜っ!?白い飯食わせろ、って言うんだよ」
「何で飯じゃないんだ?」
「どうする、並ぶ?」
「少し様子を見ようか!?」
「葵、今年の運勢を占うという意味でおみくじは?」
「そうだな、やってみるか!?」
社務所で売っているおみくじを300円払って買う。
「葵は何?へへへっ、俺は、『大吉』!日頃の行いが良いから当然だろう!」
「俺は…『吉』だ…」
「俺は『金銭運』、『恋愛運』……全て良し!今年は金が入って彼女も出来るのか!?『こりゃ〜っ、春から縁起が良い!』」
「何言ってる、こんなの気休めだ!」
(勉強運は…『日頃の努力を惜しまなければ花が咲くでしょう』って当然だろう…おっ、『夢が現実のものとなる兆しあり』とかあるぞ……何の夢だろう?大学受験または香澄の事か!?寝て見る『夢』だったりして…はははっ…)
「葵、人が空く様子はないからこれ括り付けて並ぼうぜ」
おみくじを側の小枝に結び付け、賽銭箱の前で待つ人達の最後尾に付く。
「なあ、葵、腹減らねぇか?」
「減った!」
「もうすぐ1時だぜ!でもな、うちは正月は餅か蕎麦、うどんの麺類ばかり。何故だ〜っ!?白い飯食わせろ、って言うんだよ」
「何で飯じゃないんだ?」