Rose of blood
楽しくお喋りをしているとドアをノックする音が部屋に響いた。



『はい』

「お話し中申し訳ありません。国王様がお呼びでございます」

『分かった』



ドアの外にいる使用人に返事をするセリアル。



『ちょっと行ってくるけど、僕が戻ってくるまで絶対待っててね』

「うん、待ってる」



笑顔で部屋を出て行くセリアルを見送り、私は部屋に一人になってしまった。


部屋が急に静かになり、なんだか落ち着かない気分になった。


とりあえず本でも読んで待ってよっかな。


と言っても、簡単な文字しか読めないからほぼ読めないんだけどね。






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