Rose of blood
執務室で仕事をしているとジョシュが部屋に入ってきた。



『思った通り機嫌が悪いな』

『当たり前だ』



アマンダに会う暇があるなら瑠花に会いたい。



『そんなお前を部屋まで連れてこいと国王様に頼まれたんだが』

『そんなに来てほしいなら自分で迎えにこいと伝えてくれ』

『今反抗して瑠花の立場がこれ以上悪くなったらどうするんだ』

『…………』



俺は嫌々立ち上がり準備をした。


仕方なく上着の袖に腕を通し、ジャケットのボタンをとめた。



『ジョシュも付き合えよ』

『できる限りね』






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