海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「たっ君……。」

「汐莉、まだどこかで松浦の事、想ってるだろ?でも…俺は…。」

「大丈夫だよ…たっ君…。悩ませてごめん…。あと、火傷させて…。」

「…火傷?」

福永は首を傾げた。

「たっ君が揺らすから、落ちちゃったの…。線香花火の玉…。たっ君の足の上に…。」

素足に下駄を履いている福永の足を汐莉は見た。


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