海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「松浦!俺を日傘にすんなって。…しかも、そばに来んな、余計に暑い!」

福永は、そんな浩二を突き飛ばし、その勢いで浩二は電柱に軽くぶつかった。

「ひど〜、なんちゅう事を…。」

「暑苦しいまねをするからだ。」

「へいへい…、ったく…。それにしてもあっちぃ〜なぁ〜。梅雨明け早々、酷暑日ってふざけすぎ…。」


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