海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


汐莉はまだ、小田荘に住んでおり、小田荘からのJRの最寄り駅は浩二と同じ、海老川駅だが、
汐莉は、福永と一緒に乗るために、市営バスに乗り、秋畑駅から乗る事になっていた。

浩二としては、同じ海老川駅でも近鉄の方が近いのだが、一緒の電車にとの汐莉の一言でJRに乗っているのだ。


小田荘の敷地は長方形になっており、線路側は短い辺になっていて電車は、1分もしないうちに通り過ぎた。

ちなみに、バス停は、線路側とは正反対の所にある。
小田荘の町並みを見て、浩二は溜息を一つついた。


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