先輩と私と彼氏
それからというもの先生が話していることはまったく頭に入らず右から左へ流れてしまっている。

「…。それでは後期の当番を決めます」

「葉月~何曜日でもいいよね?」
「うんー。」
「(だめだ、こいつ…)」




「じゃ、決まったようなので今日の委員会は終了です。明日から当番さぼらない様に!ではさようなら~」
「「さようなら~」」

「葉月~終わったから帰るよ~」
「うんー」
「…葉月ちゃん?」
「…?もう終わったの?」
「終わったよ!帰るよ」
「うん!ところで、当番はどこと一緒?」
「2年3組」
「へぇ。2年3組かぁ…」
「うん」
「…あ゛っ?!」
「??立ち止まってどうしたの?」
「それまぢ話?」
「まぢ話よ」
「先輩と一緒じゃない!!」
「だめなの?」
「……ぃ」
「えっ?」
「むしろいい!!★」
「あらよかった。」
「さすがちぃちゃん★もうちょーすきすきすーだょ(∀)!」「ありがとう。さぁ帰りましょ?」


もうこれから学校楽しみじゃん★
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