いつも強がりだったキミへ
そんな日々が続いて、病名を宣告された日から早くも一カ月が過ぎていた。
いつもと変わらないように消毒をし、服を着て髪を結び病室に入ろうとした時だった。
「ゲホッ..ゲホッゲホッ」
「隼ちゃん!!!」
私が最初に目についたのはベッドの上で丸くなって咳き込む隼ちゃんの姿だった。
「.....さゆ..ゲホッゲホゲホッ」
「喋らなくていいから!!」
隼ちゃんの背中をさすりながら、ベッドの右横にあるナースコールを押した。
すぐに高橋さんが出て
『どうかなされましたか!?』
「すいません!!隼ちゃんが・・隼ちゃんが!!」
『今すぐ向かいます!』
「隼ちゃん、すぐに先生たちが来る・・・隼ちゃん!!!」
隼ちゃんの咳き込む音が無くなったと思ったその時だった。
顔色が急激に悪くなり・・・・息が
「隼ちゃん・・・・い・・・き!.....起きて!!隼ちゃん!!」