いつも強がりだったキミへ
必死に叫んだこの声が隼ちゃんに届いてたのだろうか



―――ガラッ


「沢田さん!!!」


「沢田君!!」


大勢の先生や看護師さんを連れて松下さんと高橋さんが入って来た。


私はその声を聞いた途端、安心しきったかのように大粒の涙が流れ視界が見えなくなった。


それでも、私は必死に涙を拭いて先生たちに隼ちゃんの様態を言うのに必死だった。


私の横にある心電図は・・・



私が最も恐れていた音



私が最も恐れていた画面




「ピ―――――」


その音が病室中に虚しく響き



そして、大きく“0”と映し出されていた。







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