オパール・オッドアイ
良かった、助かる!
「雪お兄ちゃん!
うさぎ!
お願い!助けて!!」
叫んでいるのに前を歩く二人は振り向いてもくれない。
「聞こえてない…?
雪お兄ちゃん!
うさぎ!!」
二人のオーラが見えない事に気付いた私は、動揺して思いっきり顔面から転ぶ。
追っ手に押さえ付けられた時やっと二人は同時に私の方に振り向いてくれた。
でも喜べない。
二人は私を助ける気がないのが見てすぐに判った。
私と同じ能力がある訳でもないのに、二人の両目は憎悪や憎しみと少しの悲しみの色をしていた。
「…聖歌は椋兎の事が好きなんだろ?
俺にはもう守ってやる義理は無いよ。
さようなら。」
「いつま振り向いてくれないの?
それとも俺の気持ち玩んでいるの?
いい加減待つのも疲れたよ。
雪夜さんと御幸せに。」
「嫌!待って!おいて行かないで!」
そう泣き叫びながらも私は気付いている。
現実の二人はこんな事言わないし助けてくれる。
これは私の不安を具現化した悪夢だ。
夢だと判っていてもこんなに苦しいし悲しい。
「いやーーーっ!!」
・
・
・
「……っ!
おいっ!聖歌!!!
大丈夫か!?」
「っ!?」
勢いよく飛び起きたらめまいがしてすぐに布団に顔を埋める。
やっと夢から現実に戻ってくる事が出来た。
顔は涙と汗でびしょびしょ、体は寝汗でパジャマが張り付いている。
「凄いうなされてたぞ?
顔色も悪いし。
やっぱり病院行かないか?」
タオルハンカチで私の涙や汗を拭きながら雪お兄ちゃんは心配そうに言う。
「…雪お兄ちゃん。」
「ん?どうした?」
「怖かったぁ~っ!
うわぁ~ん!!!」
いきなり泣き出した私に驚きながらも優しく抱きしめて頭を撫でてくれる。
「もう大丈夫だからな。
俺が守ってやるから心配するな!」
雪お兄ちゃんはこうゆう人だと解っていても見てしまった夢。
私の自信の無さと優柔不断さが悲しかった。
「雪お兄ちゃん!
うさぎ!
お願い!助けて!!」
叫んでいるのに前を歩く二人は振り向いてもくれない。
「聞こえてない…?
雪お兄ちゃん!
うさぎ!!」
二人のオーラが見えない事に気付いた私は、動揺して思いっきり顔面から転ぶ。
追っ手に押さえ付けられた時やっと二人は同時に私の方に振り向いてくれた。
でも喜べない。
二人は私を助ける気がないのが見てすぐに判った。
私と同じ能力がある訳でもないのに、二人の両目は憎悪や憎しみと少しの悲しみの色をしていた。
「…聖歌は椋兎の事が好きなんだろ?
俺にはもう守ってやる義理は無いよ。
さようなら。」
「いつま振り向いてくれないの?
それとも俺の気持ち玩んでいるの?
いい加減待つのも疲れたよ。
雪夜さんと御幸せに。」
「嫌!待って!おいて行かないで!」
そう泣き叫びながらも私は気付いている。
現実の二人はこんな事言わないし助けてくれる。
これは私の不安を具現化した悪夢だ。
夢だと判っていてもこんなに苦しいし悲しい。
「いやーーーっ!!」
・
・
・
「……っ!
おいっ!聖歌!!!
大丈夫か!?」
「っ!?」
勢いよく飛び起きたらめまいがしてすぐに布団に顔を埋める。
やっと夢から現実に戻ってくる事が出来た。
顔は涙と汗でびしょびしょ、体は寝汗でパジャマが張り付いている。
「凄いうなされてたぞ?
顔色も悪いし。
やっぱり病院行かないか?」
タオルハンカチで私の涙や汗を拭きながら雪お兄ちゃんは心配そうに言う。
「…雪お兄ちゃん。」
「ん?どうした?」
「怖かったぁ~っ!
うわぁ~ん!!!」
いきなり泣き出した私に驚きながらも優しく抱きしめて頭を撫でてくれる。
「もう大丈夫だからな。
俺が守ってやるから心配するな!」
雪お兄ちゃんはこうゆう人だと解っていても見てしまった夢。
私の自信の無さと優柔不断さが悲しかった。