俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「困ったなぁ…」

優香は、しみじみとそう言った。困るだろうなぁ。女の子って、有る物なぁ、多かれ少なかれ『レズ』願望が。

私も、ホントにたまに思うもの。綺麗な女の子を見て、わぁ、素敵だなぁって。

同じ感覚なんだろうなぁ…

「別に困らなくても、会って一回お茶でもしてあげたら終わるんじゃ無い?」

「――そ、そぉかなぁ」

「そうよ、きっと、それで終わりよ」

私は、この年代特有の『疑似恋愛』にハマってる女の子だと思ったのだ。でも、この認識は全く間違いだったのである。

◆◇◆◇◆◇

その日はたまたま、尚哉と優香と私の三人で帰宅する為に教室を出た。

優香は自分がお邪魔虫と言う事を百も承知、あえて、くっついて来て居るのである。私が優香の事を、笑ってしまったのを、根に持っているのだ。

ごめんね優香…悪気はなかったんだよぉ…
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