俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「あ、ありがとうございます。御返事は、頂けますか?」

優香は複雑な表情で黙りこんだ、私は優香と紗和を交互に見ながら、事の成り行きを黙って見つめた。尚哉も私と同じスタンスだった。

「…ど、どうしよう、桃子…」

優香は私に振って来た。私にもどうして良いか分らなかったが、意外な事に口を開いたのは尚哉だった。

「え、と、紗和さん、だよね」

「は、はい!」

突然尚哉に声を掛けられて、紗和はちょっと狼狽している。

「君、優香の事が好きなのかい?」

「は、はい、大好きです!」

「どんな処が好きなの?」

「か、かっこ、良いです」

その言葉に尚哉は何かを確信した様だった。そして、優香に何事か耳打ちをした。
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