俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「――ごめん…」

私はそれ以上の事を言えなかった。

そして尚哉を振り切って教室を飛び出して居た。

窓の外には、眩い西日が差し込んで廊下中に乱反射する。

その光の中、私は逃げる様に玄関に向かって走った。

玄関への最後の角を曲った瞬間、私は誰かに抱きつかれ、同時に口を押さえられて身動き出来なくなった。

そしてそのまま抱きかかえられる様に、私は何処かにつれて行かれた。

そこは、昨日の校舎裏の目立たない場所だった。

私をここに運んだのは昨日の沙羅の取り巻き達だった。

彼等は私を乱暴に地面に放り投げるとぐるりとり囲み、ぎらぎらした笑顔で嗤った。
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