豪華絢爛
「でもさ、女のくせに4代目のボディーガードをしようなんて馬鹿げてるよな!!!!」
プチッ
最後の一言で龍姫が押し止めていた物が崩れた音がした
さすがの俺も限度があるっての!!!!!!!
龍姫は素早く移動すると男の耳元で呟いた
龍「じゃァさ、その女にお前は勝てるわけ?」
「えッ?」
バァンッ!!!!
男が振り向くと同時に腹へと蹴りを入れた
飛ばされた男に周りにいた奴らは驚いたが、すぐに龍姫へと視線を向けた
「4代目のボディーガードだからってナメてんじゃねぇぞ!!!!!」
一人の男叫ぶと同時に、組の若い衆達全員が龍姫へと降り懸かった
棒を持った男が龍姫の頭目掛けて振り下ろした
パシッ!!
刀を持っていない右手で軽々と棒を掴んでいた
龍「見えみえだっての...俺の実力見てないのに弱いって決めつけんなよ!!!」
一瞬で男の懐へと入ると腹へ一発殴り、低姿勢へとなり顎目掛けて蹴りを入れ吹っ飛んで行った
「糞餓鬼が!!!!!」
男二人が前と後ろへと龍姫を挟み込み、殴った
龍「甘い甘い♪」
攻撃を避け軽く飛び上がった龍姫は、二人をバカにするように笑うと
素早く二人の顔面へと蹴りを入れた
龍姫の闘いを見た他の若い組の者は驚き固まっていた
龍「さっきまでの威勢はどうしたんだよ?
固まってたらやられるよ...?」
「なめんなよ!!!!」
龍姫のバカにしたような言い方に腹を立てたのか一世にかかっていった