この声がきみに届く日‐うさぎ男の奇跡‐
汚れた衣類は洗濯機へ。


今日は天気が良いから洗濯物がよく乾きそうだ。


美代の化粧ポーチは洗面所でいいのか?


美代のボストンバッグの底に、空になったお菓子の袋がなぜか押し込まれていた。


くさ…

あいつ…捨てとけよ。


二人分のボストンバッグを片付け終えると、洗濯機から洗い終わりのアラームが聞こえた。


俺は脱水された洗濯物をカゴに移すとベランダに運ぶ。


パンパンッと音をたてながら、いつもより多い洗濯物を干していく。


干しながら家の中の様子を見るが、美代はまだ帰って来ていない。


…誰かと立ち話でもしているのか?


洗濯物を干し終えると、俺はベランダを開けたまま部屋の掃除を始めた。


箒で床をはいて雑巾で拭いていく。


俺は掃除機はうるさくて苦手だ


棚の上やTVの裏も拭き終わると家中ピカピカになった。


掃除に関しては、美代とやるよりも一人でやる方が早く、しかも綺麗に終わる。


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