いい意味で
少しして居酒屋に戻ると、あいつらは良く分からない小芝居をしていた。

設定は、二人ともダンディーな人で、会話の中で少し言い過ぎたら
すまないねぇ。とイッキ呑みをするらしい。

机を見ると、すでに三杯づつ、計六つのグラスが空いている。

こいつら馬鹿で可笑しくってどうしようもねぇ野郎達だ。

そこに僕も加わり、残っていたビールを一気に飲み干した。

そして、お前等ありがとう。なんて、心の中で言ってみたんだ。

第三章に続く
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