BLACKNESS DRAGON ~希望という名の光~

シュウは何度もアスカに斬りかかる…

何度交わされようが…

何度弾かれようが…


敵を仕留める為に…

いくらでも剣を振るった…



 「ルリはお前を信頼していた…なのに、そんなルリを利用して…」


振るった剣により、傷つけられたアスカ…

腕を斬られ、血を流している…


その怪我を見ると、胸が痛む…

俺が、傷つけた…


心はそう叫ぶ…


しかし、頭に血が上ったシュウは、怒りに任せて斬りかかる…


 「ぜってぇ許さねえ!」


口はそう言う…


でも、


傷つけたくない…

もう、誰も、傷つけたくないんだ…



アスカ…

目を、覚ましてくれよ…


あの時の…

いつも町の事を話してくれた…

あの時のお前に…


戻ってくれよ…



アスカ……


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