BLACKNESS DRAGON
~希望という名の光~
ここで話すのも何だからと、ある一件の大きな木造の家へと招かれた4人。
その家の中では、様々な年齢層の子供達が遊んでいた。
走ったり、跳んだり、跳ねたり。
始終笑顔で、元気な声を上げる。
ディックの姿を見るなり、子供達は、遊ぼぅ!と、駆け寄って来たが、仕事があるから。とディックは子供達を優しくなだめたのだった。
子供達の近寄らないスペースにたどりつくと、向かい合うように円形に腰を下ろす。
ディックの横には、指定席というように、マリンが腰を下ろしたのだった。
「それで、どうしてここへ?」
ディックは、4人の顔を見渡すと、話を切り出す。
「DRAGONの反応があったある。」
「DRAGONの?」
「そうある。」
ディックの問いに答えるのはマリン。
見つめ合って話す2人を見ると、2人の世界に入って行ってしまいそうで…
それを避ける為にも、2人の間に割って入ったのは、シュウであった。
「何か知らないか?」
「そうだな……何も聞いてはいないが…」
「そうか…」
諦めかけた、その時…
「いや、待てよ。あそこなら、もしかしたら…」
「あそこ?」
何かを思い出したかのように、ディックは言葉を漏らしたのだった。
あそこ…?
どこだろう…?
ここはそんなに広くないようだった。
何か人が多く集まる場所でもあるのだろうか…?
疑問に思っていると、
「……!広間あるね!?」
マリンも何か思い出したように、声を上げたのだった。
広間?
町で集会とかをやる?
確かに、人が集まると言えば、集まるな…
「あそこなら、何かわかるかもしれない。運が良ければ、主に会えるだろう。」
正解を言い当てた子供を誉めるように、マリンの頭を撫でるディック。
それを嬉しそうに受け入れるマリン。
また、2人の世界に入って行ったよ…
「「ハァ……」」
呆れる3人であった…