ヤクザと恋愛



私は、あの後すぐに自分の部屋に行った。

部屋と言っても、叔母さんの物置小屋みたいな所。


薄暗いし、汚れてるけど…私の一番落ち着く場所。




そこで、私は目を閉じた。



そして。目を開けると朝になっていた。


午前6時。

学校がある私は、気合いを入れて学園へ向かった。


…友達も、味方もいない所へ。





学園に着いて、席に座った。



周りは朝から友達と話したり、勉強したり。

周りから見れば、私は一人浮いていただろう。


でも、他人からの冷たい視線には慣れっこだ。




…だって、私はずっと一人だったから…







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