す れ ち が い
私はだいぶ混乱していた。
なぜかこのタイミングで意味不明なカミングアウト。
頭がついてこないよ!
「妹でも姉でも他人でもない?!
訳わかんないよ!じゃあ何なの?!この人!!」
「いや・・・それはその・・・「彼女だよ。」
「・・・へ?彼女?
―――て、秀吾!」
真横に秀吾の顔があってびっくりした。
とゆーか、そんなことよりも・・・
「彼女?!利樹くんて彼女いたの?!」
今はこっちのが気になるし。
「え?・・・あ、うん・・・まーね。」
「いつから?」
「っと・・・半年くらい前?」
「長いじゃん!!
つか、何で嘘なんか・・・「ごめんっ!!」