蹴球魂!!!!
「じゃあ円、ラブラブな夜をお過ごしくださーい♪」

「胡桃、楽しんでるでしょ」

「えー??そんな事ないよ??」

嘘言うなっての。


ーカラッ


「あ、まーちんお帰りなさい♪」

「ただいま!!」


部屋に入ると、そこには柔軟中の俊介が1人。


「あれ??飛鳥は??」

「森ちんは、お風呂にTシャツ忘れたって言って、取りに行った!!!!」

Tシャツ、って…。

「もしかして、こんな??」

ピラッと手に持っていたTシャツを俊介に見せる。

「そう!!って…もしや!?」

「すれ違っちゃった…ね☆」

ショック。



それからしばらくして、晃汰と飛鳥が揃って帰ってきた。


「飛鳥、Tシャツ」

「あ、ごめんなー!!臭かったろ??」

「いや…大丈夫っす」


正直、飛鳥の言葉なんてろくに耳に届いてなかった。


その理由は、俊介の提案のせい。


それを晃汰と飛鳥が知るのは、夜が訪れた時だった。



「じゃ、ここ俺」

「おっけ♪じゃ、晃ちんはそっちの端っこねー」
< 177 / 394 >

この作品をシェア

pagetop