好きだからこそ・・・
・・・
好きだからこそ・・・
諦めなきゃいけない

あなたに
辛い想いをさせたくないから・・・



私は勝手に恋をした
どんどん前略を見ていって
1つの前略に止まった
宮原優太
出会いは1つの絡み板
「今前略周っててw
 暇やったら絡もうなー」
数日して来た返事
「あーいーよー!
 名前何て言うん?」
「あーあんりでいーよw
 田代 安里ね」
「おっけー俺は優太でいーからさ」
簡単な挨拶
相手は中学3年
私は中学1年
初めから敬語と言う文字は無く
お互いフレンドリーだったと思う

それから何週間がたって
お互いメールをするようになった
電話で話したりメールしたり
優太は千葉県に住んでいて
私は静岡県全然遠くて
唯一の連絡方法は機械に頼るしかない
こんな日は毎日続いた
日に日に私は優太に惹かれてる
どんどん好きになって
でも、優太はどんどん大きくなって
見えないのに成長がわかって
時々、私は「子供っぽいから嫌」って
いつ離れられるか・・・
いっつも不安だった

1月1日
いつもの様に優太とりんとメールしていた
りんは優太の友達で本名は麟太郎
実際は高校1年生だけど訳あって中退した
あれから私は優太と一回だけ会った
会えた事が嬉しくて
笑顔を見れたことが幸せで
一緒に遊んだことが宝物だった

会ったことがないのに惹かれて
会ったのにもっともっと好きになって
もっと近づきたいと思った
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