好きだからこそ・・・
2月
いつもの様に3人でスカイプやっていた時だった
優太の高校受験も合格して
みんなで盛り上がっていた時
優太が言った
「俺、出会いあるかなー」
「あるだろー」
りんも同意してる・・・
ここはやっぱ
「あるっしょ・・・
 んまぁー頑張れ」
「おう!」
あー
応援かんてしたくないよー
それから毎日優太は恋の話ばかりしてる
私が優太を好きなのは
誰も知らない
でも、もう聞いてるのは辛い
我慢の限界で
りんに話した
「あたしさ、優太のこと好きなんだけど・・・」
言っちゃったー
「えっまじで?」
「うん」
「でも、遠距離じゃん」
あーやっぱそっかー
「そーだよねー無理かなぁー」
「俺は優太じゃないからわかんないけどさ」
「そーだよね
 私は遠距離でも平気だけどさ
 優太が悲しいとか辛い思いすんの嫌じゃん」
「そーだな
 一応気持ち伝えてみたら?」
えーまじかよー
「えっ無理だよ!
 絶対振られるって」
「やってみなきゃわかんない」
えー
そんなこと言われてもなー
「うーん」
「んまぁー駄目だとしても何とかなる」
「そっかー
 んまぁーやってみるよ!」
「おう!」
えー
告白ってやつ!?
やんの?
あたしが?
絶対無理だよなー
だってさー優太は高校生になるし
新しい出会いも増えるんだよー
絶対無理だよー
んまぁー
やりって言ったからにはやらなきゃね!
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