君のいない教室
「…ねぇ、大蔵。」

「何だよ」

「私…今日、内野に告白するね。」


一瞬、僕のラブレターを破く手が止まった。


「…本気で言ってんの?」

「うん…だから、放課後、3組の教室に呼んで来てくれる?」


結構ヤバイ事になってるかも。

だって僕は、内野を応援する事にもなってるし。

だからと言って、山田とも応援する約束をしてるし…。

まぁ、告白するだけだし、いっか…。


「わかった。告白出来たら、結果待ってるから。」

「あっ、大蔵は、見てていいよ。大蔵だけなら。」

「…わかった。」


僕は、山田と別れた後、楽器室へ行った。


「内野、今日の放課後、帰りの会が終わったら、僕の教室に来い。」

「え?何で?」

「…いいな?」

「…うん。」


内野は小さく頷いた。



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