君のいない教室
「…可愛い所。」


僕がそう言うと、幸はニヤニヤしていて、みら先輩は真っ赤になって下を向いていた。


「…何?」

「いやぁ~海も可愛いなぁと思って。」

「男に可愛いって言っても、何も出ないぞ。バカ幸。」

「バカとは何よー!」


僕は、ここからの記憶がなかった。



――目を開けると、そこには眠っているみら先輩がいた。

いつの間にか…朝になっていたようだった。

しかも、ベッドの上にいるという…。


僕は、急いで下に降りた。


「…幸?」


幸がテレビを見ていた。


「んあ?おはよ。」

「まさかずっと起きてた?」

「あぁ、あの後ねー友達とメールで盛り上がっちゃって。」

「何で僕とみら先輩が、ベッドで寝てるわけ?」

「私が連れてったのよー感謝しなさいよ。」


思春期の男子と女子に何やってんだか…。



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