君のいない教室
「…あっそ。もういいから。…あ、そうそう。みら先輩とは上手くいってないから。」

「えっ!?何で?何かあったの?ケンカでもした?」

「…自然ケンカ?笑」

「笑じゃないわよっ!あんた、それでいいの?」

「まぁ、なんとなかるよ。…じゃ。」


僕は幸を、自分の部屋から無理矢理追い出した。

そして、僕は夢の世界へ陥った。



――翌朝。

みら先輩から、メールが来ていた。

時間は…今日の2時。

遅くまで起きてるんだな…って思って携帯を開いた。



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Re:こんばんわ


海君、こんばんわ。もう寝ちゃったかな?

海君のお姉さんのさっちゃんって、本当に面白いね!
さっちゃんがお姉さんっていう、海君が羨ましい位!!

また3人で遊びたいです。

でわでわ!

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…意味わかんねぇ。

僕は、幸が嫌いだ。

みら先輩をとった、幸が大ッ嫌いだ。


…幸の話をする、みら先輩も嫌いだよ。



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