高校生らいふ



「ふー。」

私は芝生の上に大の字で寝転がった。
今は春なので桜の花びらがひらひらと飛んでいた

あー。気持ちいー
寝ちゃいそうだ
よし。寝よう

私は瞼を閉じたときに
ハスキーボイスっぽい声が聞こえてきた。



「生徒会長さんがサボっていいの?」


ちっ
うっせーな
生徒会長でもサボるんだよ

「あれ。シカト?学年2位の宇佐美蘭さん。」


かっちーん


私は閉じていた瞼をこじ開けて
この憎たらしい坊主の顔を見た


「誰だよてめー。」



< 8 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop