いつか、伝えて
「最近俺の机落書き帳なんだよなあー。」


次の日、キョウヘイがいきなり


そう言った。


「何、何。」


ユウキが興味を示している。


「俺の机に気づくと、

 落書きされてんの。

 おもしれえから

 俺も返事書いてるけど。」


「面白いって…

 誰が書いてるのか分からない

 んだろう?何か気持ちわるくない?」


そんなことねえよ。


キョウヘイは笑いながら、


「ね、レン。」


レンに話をする。


二人の会話は聞こえていた。


聞こえない振りをしていた


つもりだった。


「え、あー。うん。」



適度な返事。


「おい、お前微妙な返事だな。」


キョウヘイはふざけて

レンにパンチした。



「ちょっとー。何よー。」


レンも笑いながら


パンチを返した。


キョウヘイは誰が書いているのかを

知らない。



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